開発の現場から。

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受託開発のデメリット

準委任での開発の場合、開発会社側からシステムエンジニアの技術力を借りている状態のため月単位で安定してお金を得られますが、受託開発の場合はシステムを開発、納品してようやくお金がもらえます。
そのため苦労して開発したものであっても要求を満たしていなければお金を得ることはできません。

さらに、開発したシステムの責任は開発側にあるため、情報漏洩などシステムにトラブルが生じればすぐに対応しなければならず、損害賠償請求が起こる可能性もあります。
準委任の開発では、技術者を貸し出すため残業が大量に発生してもその責任元である発注側が残業代を支払うため、残業をしても開発会社側にきちんと賃金が発程する仕組みになっています。
逆に、受託開発では開発するシステムの予算を見積り、その金額内に収まるように開発をします。
そのため、仕様変更や見積もりの甘さからくるトラブルなどで工数が伸びた場合でも追加でお金をもらうことはできません。
そうなるとプロジェクトの中で予算が不足するようになってしまい、残業代が出なくなった、というリスクがあります。

受注開発は、開発者側のサーバーやネットワークなどのインフラといった発注側の環境を構築する必要があります。
さらにサーバーはレンタルにするのか、どこの製品のを使用するのか、セキュリティ対策をどうするのか?
開発に使用するプログラミング言語をはじめ、フレームワークやOSは何にするのか?ということも考慮しなくてはなりません。
そのため、それらの選択肢を決められるための幅広い知識とスキルが必要になります。

こうしたスキルをしっかりと身に付けることでエンジニアとして着実に成長することができるため、自身を高めたいと考える人には向いています。
また、発注側のニーズにしっかりと応えることができた暁には、大きなやりがいを実感することもできます。
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